子どもたちに聞いてみたことがあります。
大好きなレゴを買ってもらうのと、パパと旅行に行くのと、どっちがいい?
旅行がいい、と即答でした。
正直に言うと、僕はレゴだと思っていました。
あんなに好きなのに、迷いもしなかった。
そんなに行きたかったんだ、と自分のほうがハッとしてしまって。
泊まりには来るのに、旅行には行っていなかった
離婚してからも、子どもたちはしょっちゅう僕の家に泊まりに来ています。
会えるのは、土曜の仕事終わりから日曜の朝まで。
それと、平日の休みの午後。
その繰り返しを、ずっと続けてきました。
でも、離婚してから一緒に旅行へ行ったことは、一度もありませんでした。
お母さんとは行っている。
おじいちゃんおばあちゃんとも行っている。
僕とだけ、行っていなかったんですよね。
聞いてみると、パパとも行きたいという返事でした。
それで、試しに聞いてみたのが、冒頭のレゴの話です。
「高いし混む」は、僕の理由だった
夏休みの旅行について、僕はずっとこう思っていました。
高いし、混む。
わざわざその時期に、高いお金を払って、人の多いところへ行く。
冷静に考えると微妙だなぁ、と。
その考えが間違っていたとは、今も思いません。
実際、高いし混みます。
ただ、それは全部、僕の側の理由でした。
子どもたちがどう思っているかは、一度も聞いたことがなかったんですよね。
子どもと今のように旅行できるのは、あと5年くらい
もうひとつ、気になっていたことがあります。
自分のライフプランを作っていたときのことです。
子どもと今のように旅行できる期間が、思っているほど長くないと気づきました。
僕が出した目安では、あと5年くらいです。
そこで全部が終わるわけではありません。
ただ、7歳と5歳の2人と行く旅行は、今しかできない。
10年後に同じことをやろうとしても、たぶんもう別のものになっています。
お金のことといえば、僕はとにかく貯めることばかり考えてきました。
将来に備えたいし、自分の暮らしも子どもたちの暮らしも安定させたい。
その気持ちは今も変わりません。
でも、使えるときに使わないと意味がないお金もある。
それは、この旅行を思いつく前から考えていたことでした。
今回は、それを実際にやってみた形になります。
二段ベッドのあるホテルを、子どもと探した
どこへ行くかは、2人と相談して決めました。
僕からの条件はひとつだけ。
車がないので、電車で行ける近場がいい。
子どもたちから出てきた希望
- プールがあること
- バイキングがあること
- 二段ベッドがあること
二段ベッド。
そんなところ、近場にあるのかよ……と思いながら探したら、舞浜のヒルトンがありました。
あるんですね(笑)
そうして、2泊3日で出かけました。
グリーン車と、「全部」
電車では、短い区間ですがグリーン車に乗せてみました。
これがすごく喜んでくれて。
ホテルに着く前から、もう旅行が始まっていました。

プールも、バイキングも、二段ベッドも、希望どおり。
最後に、何が一番楽しかったか聞いてみました。
返ってきたのは、この一言でした。
全部。
一番を選んでくれなかったわけですが、それでよかったです。
自分で行こうと決めて、実際にお金を使って、その時間を子どもたちも楽しんでくれた。
ああ、行ってよかったなぁ。
心底そう思いました。
聞くまで、知らなかった
NISAで将来の資金を貯めていくことは、これからも続けます。
旅行に行ったから考えが変わった、という話ではありません。
ただ、貯めることばかり考えていた自分が、お金を使ったことにここまで満足できたのは、自分の中では大きなことでした。
うまく言えないんですが、お金を使って、自分の人生にとって有意義な時間を作れた、という感じです。
今回はそれが、子どもたちとの2泊3日でした。
そして、いちばん引っかかっているのは、値段の話ではありません。
子どもたちがあんなに行きたがっていたことを、聞くまで知らなかったということです。
高いし混む。
それは僕の理由で、子どもたちの理由ではなかった。
もし同じように、旅行は高いしなぁと思っている方がいたら。
予定を決める前に、一度だけ聞いてみてください。
行きたいかどうか、何をしたいか。
それだけで十分だと思います。
僕の場合は、大好きなレゴより旅行でした。
聞いてみて、本当によかったです(^^)
